組織連携

    組織連携 API を使うと、メンバーや組織、役職、職級などの情報を操作することができます。

    組織連携を利用する場合、Developer Console の組織連携 > 組織連携の使用設定から連携したい項目(組織/メンバー、職級/役職、グループ、利用権限タイプ、使用言語、不在設定)を On にしてください。 メンバーの会社間兼務を設定する場合、兼務先のドメインも同様に組織連携を On にする必要があります。

    注意

    • 同じリソースを並行して呼び出さないよう注意してください。
    • マルチスレッドで呼び出す場合、サーバー側の処理は任意の順序で行われるため、呼び出し順と前後する場合があります。
    • 処理の順序やデータの整合性が重要なリソースについては、1ドメインにつき必ず順次シングルスレッドで呼び出すことを推奨します。
    • メンバー追加 API を呼び出す場合、1ドメインにつき1秒に10名以内で追加することを推奨します。
    • 組織追加/修正/移動 API は、1ドメインにつき必ずシングルスレッドで1秒に1回、順番通りに呼び出すことを推奨します。
    • メンバーの名前・メールアドレスを修正する場合、通常は数秒以内に反映されますが、すべてのサービスに反映されるまで10分程度かかる場合があります。
    • 組織にメンバーを所属させる場合、通常は数秒以内に反映されますが、すべてのサービスや当該組織を含む上位組織に反映されるまで10分程度かかる場合があります。

    組織連携を利用時の機能制限

    Developer Console から組織連携の各項目を On にした場合、データ競合を回避するため以下の機能が制限されます。

    管理者画面(admin.worksmobile.com)

    • 組織/メンバーOn に設定すると、管理者画面のメンバーおよび組織のメニューは参照のみに制限されます。ただし、Develoer Console で「チームで利用する機能」を許可している場合、管理者画面からチームの各機能を設定できます。
    • 職級/役職On に設定すると、管理者画面から職級/役職のメニューが非表示になります。
    • グループOn に設定すると、管理者画面で"グループリスト"は参照のみに制限されます。ただし、「管理者およびユーザーにグループの修正を可能にする。」設定を有効にすると、管理者画面からグループの各機能を設定できます。
    • 利用権限タイプOn に設定すると、管理者画面で利用権限タイプが非表示になります。

      ブラウザ版:上部メニューのユーザー情報ポップアップ

    • 組織/メンバーOn に設定する際、メンバー自身によるプロフィール写真の変更を許可するか選択できます。
    • 使用言語On に設定すると、ユーザー情報ポップアップに言語·時間帯が表示されなくなります。
    • 不在設定On に設定すると、ユーザー情報ポップアップにステータスが表示されなくなります。

      招待されたメンバーの処理

    • 組織連携の使用設定Off から On に変更すると、"LINE WORKS に招待されて承認待ち状態"のメンバーは削除されます。