IPT連携の概要

    LINE WORKSと自社のIPT(IP Telephony)サーバーを連携することができます。IPT連携は、以下の流れで動作します。

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    図 1 LINE WORKSとクライアントのIPT連携

    1.    IPT APIの設定とExternalKeyのマッピング

    管理者(admin)は、LINE WORKS Developer ConsoleにてIPTの使用有無とAPIを設定し、メンバーのExternalKeyをメンバーのLINE WORKSアカウントとマッピングします。

    2.    LINE WORKSアドレス帳のユーザープロフィール画面にアクセス

    ユーザーは、LINE WORKSアドレス帳もしくはPC版LINE WORKSアプリのユーザープロフィール画面にアクセスします。

    3.    IPT APIの提供要求

    LINE WORKSアドレス帳とPC版LINE WORKSアプリではDeveloper Consoleで登録した IPT APIの提供を要求します。

    4.    IPT APIを返す

    登録した IPT APIをLINE WORKS用にラッピング(wrapping)した状態で返します。

    5.    発信可否と受信者状態確認の要求

    LINE WORKSアドレス帳もしくはPC版LINE WORKSアプリではUC(Unified Communication)システムに対し、発信可否と受信者の状態確認のためのAPIを呼び出します。

    LINE WORKSの仕様に従い、画面を表示中には一定間隔(例: 5秒)で呼び出し続けます。

    6.    発信可否と受信者状態を返す

    UC システムは、発信可否と受信者の状態をLINE WORKSの定義したResponseで返します。

    7.    発信をクリック

    ユーザーは、LINE WORKSアドレス帳ともしくはPC版LINE WORKSアプリのユーザープロフィール画面から発信をクリックします。

    8.    発信要求

    LINE WORKSアドレス帳もしくはPC版LINE WORKSアプリはUCシステムに対し、発信APIを呼び出します。

    9.    発信実行後に結果を返す

    UCシステムは、発信実行後にその結果をLINE WORKSの定義したResponseで返します。​