iCalendarデータ形式
iCalendarデータ形式はインターネットユーザーがメールでスケジュールなどを共有する際に .ics拡張子でファイルを共有できるようにするファイル形式です。iCalendarデータファイルの受信者は、メールクライアントやカレンダープログラムなどを使って送信者へ簡単に応答でき、別のスケジュールを提案することもできます。
詳細については、以下のページを参考にしてください。
サンプルコード
BEGIN:VCALENDAR
VERSION:2.0
PRODID:Naver Calendar
CALSCALE:GREGORIAN
BEGIN:VTIMEZONE
TZID:Asia/Seoul
BEGIN:STANDARD
DTSTART:19700101T000000
TZNAME:GMT+09:00
TZOFFSETFROM:+0900
TZOFFSETTO:+0900
END:STANDARD
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SEQUENCE:0
CLASS:PUBLIC
TRANSP:OPAQUE
UID:6E12DA93-8B43-4576-9A8A-31B4BDC8BDCF\_xell\_1409882048@example.com
DTSTART;TZID=Asia/Seoul:20140905T110000
DTEND;TZID=Asia/Seoul:20140905T120000
SUMMARY:毎週繰り返しサンプル
DESCRIPTION:詳細 説明エリア
LOCATION:ここで
RRULE:FREQ=WEEKLY;BYDAY=FR;INTERVAL=1;UNTIL=20141030T120000
ORGANIZER;CN=山田太郎:mailto:gildong.hong@example.com
ATTENDEE;ROLE=REQ-PARTICIPANT;PARTSTAT=NEEDS-ACTION;CN=出席者:mailto:user01@example.com
CREATED:20140905T015408Z
LAST-MODIFIED:20140905T015408Z
DTSTAMP:20140905T015409Z
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END:VCALENDAR
コード説明
プロパティ | 説明 |
---|---|
UID | スケジュールの固有なID値。単一カレンダー IDではiCalendarのUIDがユニークでなければなりません。 UIDは、一般的にiCalendarデータを初期生成するときにユーザーID、タイムスタンプ、ドメインなどの情報を組み合わせてつくります。 このとき、特殊記号%文字はエスケープ問題で非対応となりますので、注意願います。 |
DTSTART | スケジュールの開始日時。 別途の標準時間帯を使用しないなら'T'以下の時間値だけを修正して使用できます。 |
DTEND | スケジュールの終了日時。 別途の標準時間帯を使用しないなら'T'以下の時間値だけを修正して使用できます。 |
SUMMARY | スケジュールのタイトル |
DESCRIPTION | スケジュールの詳細内容 |
LOCATION | 場所情報 |
RRULE | 繰り返し情報 |
ORGANIZER | イベントの場合、スケジュールの主催者情報(メールアドレス)。 基本カレンダーにイベントを作成する場合、カレンダー API サーバーによって基本カレンダー Owner 情報(メールアドレス)が設定されます。 共有カレンダーにイベントを作成する場合、カレンダー API サーバーによって主催者情報(メールアドレス)が設定されます。 イベントを修正する場合、照会されたORGANIZERをそのまま使用する必要があります。 イベントでない場合、ORGANIZERを削除してiCalendarデータを生成します。 |
ATTENDEE | イベントの場合、出席者情報。 イベントでない場合は、ORGANIZERを削除してiCalendarデータを生成します。 |
CREATED | スケジュールの作成日時 |
LAST-MODIFIED | スケジュールの最終修正日時 |
DTSTAMP | スケジュールをiCalendarデータに変換した日付と時刻(現在は重要度を低く取り扱う)。 |